予防として、第一に抗原を避けることが必要です。
花粉症であれば、
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花粉の多い場所に近づかない。 |
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メガネ、マスクをシーズン中に着用する。 |
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屋内に花粉を持ち帰らない。 |
ハウスダストであれば、
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丁寧に掃除を行う。 |
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ふとん、じゅうたんに付いている事が多いので、よく干した上で、”ホコリ”を吸い取る。
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ペットを飼育していなければ大丈夫ですが、今飼っているペットを追い出す事は出来ないと思います。
いずれにしても、完全に抗原を除去する事は無理なので、治療を要します。
アレルギー性鼻炎の治療方法は、次の3つの方法があります。
@ 薬物治療
最も一般的な治療方法で、内服薬(のみ薬)、点鼻薬、点眼薬があります。内服薬は数十種類あり、
目的や症状により使いわけますが、眠気が出るものや他の薬と一緒には使えないものもあり、医師に確認してください。
点鼻薬は主に鼻づまりに対して使います。副作用はあまりありませんが、
これだけでは不十分で、内服薬を併用することが多いです。
尚、市販の点鼻薬は殆どが血管収縮薬といい、アレルギーに対する薬ではありません。
使いすぎるとかえって鼻粘膜がはれて薬剤性鼻炎を引き起こしますので常用しないようにしてください。
点眼薬は、涙・痒みを止めるためのもので、当院では嘱託医である眼科専門医に相談しながら処方しています。
(長所)
1. 手軽で簡単である。
2. 種類が豊富で、症状によって使い分ける事も出来る。
(短所)
1. 全て、対症療法であり根本的な治療ではないので、中止すると元に戻ります。
従って、ずっと使い続ける必要がある。
2. 眠気などの副作用の心配がある。
A 減感作療法(免疫療法)
抗原を腕に注射し、体質改善を図る治療法です。かなり根気が要りますが、有用度は高いです。
詳しくは「
減感作療法(免疫療法)について」の説明をご覧ください。
(長所)
1. 現在、アレルギー性鼻炎を治す可能性のある唯一の根本的治療法です。
(短所)
1. 頻回の通院の必要があり、長期間にわたる。
2. 皮下注射なので、多少痛い為子供にはあまり向かない。
(痛みが我慢できる年齢になれば可能です。)
B レーザー手術
アレルギー性鼻炎の反応を抑えるために、鼻粘膜表面にレーザーを焼灼するものです。
鼻の中にガーゼを入れて裏面麻酔を行ってから行いますので痛みがほとんどなく10分程度で
終了します。勿論、入院は不要で、手術当日から運動や食事など日常生活の制限はありません。
但し手術後数日間は鼻水が少し出て、2週間程度「カサブタ」が付きますので、数回の処置・通院が必要です。
初回手術で60%程度の人に効果がありますが、1回で不十分な場合は1〜2ヶ月後にもう1回追加します。
これをあわせると80%〜90%の人に効果が認められます。
但し、この効果は永久に続くわけではなく、通常は何年か後には再発します。
スギ花粉症の方だと、予防の為に12月か1月に1回施行します。簡単なものですが、手術なので幼小児は無理で、
中学生以上が対象です。また、短時間で終わりますが、予約が必要なので一度診察を受けてください。
(長所)
1. 比較的簡便ですみ、効果がある程度続き、痛みも少なく日常生活に支障を来たさない。
(短所)
1. いつかは再発する。
2. 局所麻酔薬を使うので麻酔薬中毒の人には不可能です。
(但し、これは極めて少ないです。)
C 補足
T.その他の注射
・以前、非特異的減感作療法という数回注射する治療がありましたが、効果が不定で、ほとんどが発売中止になりました。
・ステロイドホルモンを花粉症のシーズンに1回だけ打つものがありますが、効果が一過性であること、副作用が非常に強い
ことにより、当院では行っておりません。
U.民間療法
お茶、飲み物、錠剤、鍼(はり)、気功など、様々なものがありますが医学的に効果が証明されているものはありません。